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【BBC】BON BON CLINIC銀座駅前本院・渋谷院

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GLP-1注射ならボンボンクリニック

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痩身DIET

GLP-1(glucagon-like peptide-1)とは

人間の血糖値は様々なホルモンによって微調整されています。その中でも膵臓のβ細胞から分泌されるインスリンというホルモンは血液中の血糖を細胞内に取り込むのに必須のホルモンで、インスリンが増えると血糖値は下がり、足りなくなると血糖値が上昇します。そのインスリンの分泌量もいろいろなホルモンで調整されていますが、そのうち腸管から分泌されるものにインクレチン(Incretin)というホルモンがあります。インクレチンは小腸上部のL細胞から分泌されるGIP(glucose-dependent insulinotropic polypeptide)と小腸下部のK細胞から分泌されるGLP-1(glucagon-like peptide-1)に分類されます。
またGLP-1はレプチン受容体を発現する延髄孤束核という中枢神経からも分泌されていることがわかっていましたが、GLP-1の寿命は極めて短いため膵臓まで届いているとは考えにくく、その意味は長年不明とされてきました。しかし近年GLP-1が視床下部に作用して摂食行動に影響することが解明され、血糖調整以外の体重減少効果の機序が解明されています)1

1) Kenichi Katsurada et al(2014), “Endogenous GLP-1 acts on paraventricular nucleus to suppress feeding: Projection from nucleus tractus solitarius and activation of corticotropin-releasing hormone, nesfatin-1 and oxytocin neurons”, Biochemical and Biophysical Research Communications, Volume 451, Issue 2, 22 August 2014, Pages 276-281

また脳内免疫細胞であるミクログリアという細胞からもGLP-1が産生されることがわかっており、脳内免疫への関与も示唆されています。

GLP-1受容体作動薬でなぜ痩せるのか

1. 脳への作用

脳の視床下部室傍核という場所は食欲をつかさどる中枢として知られています。GLP-1が室傍核に届くと CRH やネスファチン、オキシトシン産生細胞を活性化することで摂食を抑制する効果があります。またGLP-1は脳まで届かなくても迷走神経求心路に作用して孤束核に情報伝達することで室傍核を活性化させることがわかっています。これらの食欲抑制作用により、ストレスなく食事摂取量を抑えることができるため、体重減少効果が期待できます。

2. 胃腸への作用

GLP-1受容体作動薬には胃底部の弛緩、蠕動運動の低下、幽門括約筋収縮亢進(胃の出口が狭まる)などの作用があることが分かっています。つまり胃の動きを抑えた上に出口も狭くするような状態です。そのため胃に入ってきた食べ物が出ていくのに時間がかかるようになり(排出遅延)、満腹感が長く続くため、間食が減ったりドカ食いを防ぐ効果が期待できます。

3. 膵臓への作用

生体内のGLP-1は腸管内に食べ物が到達すると小腸下部から血液中に分泌されます。血液の流れにのったGLP-1は膵臓に運ばれβ細胞というインスリンを分泌する細胞に結合しインスリンの分泌を促すことで血糖値の低下を引き起こします。生体内のGLP-1はDPP-4という酵素によって速やかに分解されて失活してしまいますが、サクゼンタは分解されにくい構造となっており、長時間の作用が期待できます。
それにより食後の血糖値上昇を抑制することができ、いわゆる「血糖値スパイク」が起きにくくなります。

GLP-1受容体作動薬のご注意点・副作用

嘔気、膨満感、腹痛

GLP-1の作用によって食べ物の胃からの排出遅延が起きるため生じます。軽度であれば数週間程度様子を見ることで改善していくことが多いですが、繰り返し嘔吐してしまうかたや、症状の程度が強い方は投与の中止が必要になることがあるのでご相談下さい。

下痢

GLP-1が腸管の運動に影響するため起きていると考えられます。こちらも耐えられる程度であれば、脱水にならないように水分摂取を意識しつつ様子を見ていただくと改善していくことが多いですが、頻回な下痢が起きる場合は投与中止が必要になることがあります。

胆石

GLP-1には胆嚢の動きを抑制する作用もあるため胆嚢内に結石(胆石)が出来やすくなります。右上腹部や心窩部、背中に強い疼痛(疝痛)を認めた場合は医療機関への受診をお勧めします。

低血糖

既往に糖尿病がない方では低血糖の副作用は起きにくいとされていますが、ごくまれに低血糖症状を訴える方がいます。冷や汗や手の震え、動悸等の低血糖症状が起きた際は速やかに糖分を摂取してください。

頻脈

GLP-1の使用によって脈拍が速くなる、不整脈を起こすなどの可能性があります。体調に異変を感じたら医療機関にてご相談下さい。

アレルギー

皮疹の出現などの軽度のものからアナフィラキシーショックといった重篤なものまで起きる可能性があります。

精神症状

投与に伴って不安感やうつ症状、気分変調、自殺企図等の症状を認めた場合は副作用の可能性があります。使用を中止して速やかに医療機関を受診してください。

治療の流れ

STEP1 診察 ドクターの診察により、気になるお悩みをお伺いします。
STEP2 術前準備 特になし
STEP3 施術 初回は採血が必要となります。医師の指導のもと、患者様ご自身で「お腹or 太もも」に注射していただきます。
STEP4 施術後のケア 次回ご来院時に、投与後の体調などをお聞かせいただき、問題が無ければ継続処方します。

施術について

施術部位 腹部・太もも
施術時間 30分枠
施術間隔 毎日
施術前の準備 なし
施術後の通院 1ヵ月後、経過観察
痛み 弱(使用する注射針は、太さも細く短い針なので痛みは殆どございません)
麻酔 なし
ダウンタイム なし
メイク 施術後すぐに可能
洗顔 当日
シャワー 当日
入浴 当日

副作用/注意事項

・便秘

・吐き気

・胃腸障害(胃のむかつき)

・下痢

治療初期段階に症状が現れることが多く、続けるうちに副作用が軽減されることがほとんどです。治療経過に伴い、適切な量に用量を調節しますので、副作用は通常解決します。自己注射の場合は、針は医療廃棄物となります。医療廃棄物に対する認識力に欠ける方には処方することは出来ません。

国内未承認薬であり、当院では医師が海外から個人輸入しています。アメリカの厚生労働省にあたるFDAやEU諸国においては肥満治療薬として承認されており安全性が認められていますが、国内未承認薬のため医薬品救済制度の対象にはなっておりません。

禁忌

・糖尿病治療中の方

・膵臓に異常のある方

・GLP-1注射アレルギー、GLP-1製剤に対し過敏症の既往のある方

・癌治療中・治療後3ヵ月以内の方(それ以降は主治医相談)

・心機能・腎機能が低下している方

・腹水や浮腫がある方・透析療法を受けている方・知覚障害の方(部位による)

・G6PD欠損症の方(遺伝子疾患の1つ)

・ヘルペスをお持ちの方(部位による)

・自己注射についてご理解いただけない方

・妊娠中・授乳中・妊娠の可能性がある方

・産後3ヵ月以内の方(中絶・流産含む)

GLP-1価格

オゼンピック
オゼンピック 10本以上 1本あたり26,000円 税込
オゼンピック 7~9本 1本あたり28,200円 税込
オゼンピック 4~6本 1本あたり30,400円 税込
オゼンピック 1~3本 1本あたり32,600円 税込
針 14本 1,100円 税込
※採血4,400円(税込)

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