皮膚を切らずにたるみ治療ができる糸リフト。この記事では糸リフトはどんな治療なのかや、期待できる効果、ダウンタイムについて解説します。

糸リフトとは？

糸リフトは皮膚の下に医療用の特殊な糸を挿入する治療法で、「スレッドリフト」とも呼ばれます。皮膚の下に挿入する糸にはコグ（トゲのようなもの）が付いており、皮膚の中で引っ掛かることで皮膚を土台から持ち上げるとともに、効果が長く持続します。また、皮膚に糸を挿入することで皮膚組織の細胞が活性化し、肌に潤いを与えるエラスチンやハリを与えるコラーゲンなどの生成が促されます。そのため肌の潤いやハリなどの効果が持続することも特徴の一つです。
糸リフトに使用する糸は、時間の経過とともに体内で自然に吸収されるため安心です。また、糸リフトは皮膚を切らずにできる治療法であるため、皮膚に傷を残さないことも特徴です。

ボンボンクリニックの糸リフト

糸リフトに期待できる効果

糸リフトは、以下のような効果が期待できます。

• たるみの改善
• ハリ
• 小顔効果
• 毛穴のたるみ改善
• 小じわの改善

顔全体のたるみの原因には、筋力の低下やコラーゲンの減少、むくみなどがあります。年齢を重ねるごとに皮膚組織のコラーゲンや筋肉は衰えていくため、頬や毛穴、フェイスラインなどがたるみやすくなってしまうのです。
糸リフトでは、皮膚の下に糸を挿入することで細胞が活性化し、コラーゲンなどの生成が促されます。また、皮膚を土台から引っ張り上げることで潤いやハリなどに対する相乗効果が期待できるのです。

糸リフトの副作用

糸リフトは皮膚の下に糸を挿入するため、痛みや副作用が心配という方もいらっしゃるかもしれませんね。ここでは糸リフトの副作用やダウンタイムについて詳しく解説します。

糸リフトは痛い？

糸リフトは皮膚を切らずに治療するため、ほとんどの場合ひどい痛みや長く続く痛みは生じません。

ダウンタイムはあるの？

糸リフトでは、以下のような副作用が生じることがあります。

• 頬のつっぱり
• 引きつり
• 内出血
• 腫れ
• 皮膚のヨレ
• 左右差
• 麻酔によるアレルギー
• 神経や血管の損傷

また、こうした副作用は個人差があるものの数日から1週間程度で軽減します。万が一副作用が長引く場合などはボンボンクリニックまでご連絡ください。

施術の流れ

糸リフトの施術では、最初に医師による診察を行います。診察では、皮膚の状態を確認しながら、リフトアップしたい箇所や希望などを伺い、治療方針を決定します。
次に、術前準備として糸を挿入する部位にリフトアップのデザインを行います。
施術の際は、お顔を消毒後、麻酔をして糸を挿入します。

糸リフトの注意点

糸リフトでは、施術当日のメイクはしないようにしてください。また、シャワーや洗顔も、注射した部位はお湯で軽く流す程度にしてください。注射部位の腫れが引いたら入浴することも可能です。
また、施術後2週間程度は激しい運動をしないようにしてください。ほかにも、施術後１ヶ月は大きな口を開けないよう気を付けてください。

治療が受けられない場合

糸リフトは、以下に該当する場合には受けられないことがあります。

• 妊娠中の方
• 抗菌薬のアレルギーがある方
• 麻酔薬のアレルギーがある方
• 血液をサラサラにする薬（抗血小板薬、抗凝固薬）を内服中の方
• 感染症がある方
• 皮膚炎やケロイドがある方
• 注射部位に傷がある方

その他詳しくはボンボンクリニックまでお尋ねください。

まとめ

糸リフトは、皮膚を切らずにたるみやシワの改善効果が期待できる治療法です。皮膚に挿入する糸にはコグが付いており、皮膚組織に引っ掛かることで土台から持ち上げる効果が期待できます。さらに、皮膚の下に糸を挿入することで皮膚内の細胞でコラーゲンやエラスチンの生成が促されるため、肌自身が活性化し持続する効果も期待できるのです。
糸リフトは施術時に痛みがあるため、麻酔を使用します。しかし、皮膚を切らずに糸を挿入するため、多くの場合痛みが長引くことはありません。万が一痛みや腫れなどの副作用が長引く場合にも、医師が診察を行いますのでお気軽にご相談ください。
施術後は、皮膚に小さなテープを貼ります。施術当日は洗顔やメイクは控え、施術後も激しい運動や口を大きく開けることなどはしないよう気を付けてください。
ほかにも、場合によっては施術を受けられないことがあるため、詳しくはお気軽にボンボンクリニックまでお尋ねください。

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